いよいよ3月ですね。東京で久々に見るたくさんの雪でしたが、困り果てた方も少なくなかったことと思います。まだ、日陰には、僅かですが雪が残っていますよね。
この雪の中、雪のメッカ?である青森県の、西田酒造さんと八戸酒造さんをお訪ねしてまいりました。
田酒を造っていらっしゃる西田酒造さんは、新青森駅から車で10分ほどの距離にあるお蔵です。明治11年の創業で「喜久泉」という銘柄を造っていましたが、昭和49年より、純米の酒である「田酒」という銘柄を別に始めたそうです。最初は全く売れなかったそうですが、昭和56年に雑誌特選街でうまい酒日本一に選ばれてから都会で売れ始めて今に至っているとのことでした。
お蔵の中では西田司社長が細かな説明をして下さり麹室の細部まで拝見させていただきました。しかも!夜は、地元の有名割烹で宴会をさせていただき、非売品の永ちゃん風 バスタオルまで頂戴してきました。冷たくして口当たりのよい柔らかな味わいを楽しむも良し、ぬる燗でトロっとした旨みを味わうも良し、どうぞ、ご来店の上、当店定番酒の田酒をお愉しみください。
仕込み部屋で西田社長と
迎えてくださった蔵人の皆さん
麹室にて 重量センサーで管理しています
この奥は、蓋麹のお部屋です
熱心に説明をしてくださった西田司社長、実は物凄いスポーツマンです
西田社長行きつけの割烹「三ツ石」にて
頂戴しました!今夜から永ちゃんファンです
翌日、陸奥湊の八戸酒造さんにお邪魔しました。陸奥八仙はいつも大人気の銘柄です。当店では、定番では置いてはいませんが、番外で仕入れるたびに、すぐになくなってしまいます。訪問して驚いたのは、たった5人で造っているとのこと、弟さんの駒井伸介さんを支えて、イケメンばかりの若い蔵人たちが、寒風の中、一生懸命に頑張っています。お兄さんの駒井秀介さんは、専務の立場で営業を頑張り、売りまくっています。地元の漁師さんたちが好んだ陸奥男山で育んだ伝統を、陸奥八仙の名で開花させた若人たち。吟醸あらばしり無濾過生原酒 を頂いてきました。どうぞ、ご賞味ください。
左は専務の駒井秀介さん、中央は杜氏の駒井伸介さん、右端は専務の高校時代からのお友達です
蔵人の石橋伸也さん 精米は外注だそうです
伝統ある駒井酒造店の看板を背に、イケメン石橋さんと!
左は専務の駒井秀介さん、右は杜氏の駒井伸介さん
八戸酒造の皆さんと宴会を行った「がんこおやじ」さんの岡沼社長(左)と奥様(右)、呑んでばかりですね!
相変わらずのTENUKI SEASON で、大変ご迷惑をお掛けしておりますこと、申し訳なく存じております。少しずつですが、お料理の数が増えています。どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
TENUKI SEASON の間は、ただでさえ少ない営業時間がさらに短くなっておりますこと、どうか、ご勘弁ださい。ご来店の際は、本ホームページを是非ともご覧になって、営業日時をご確認の上、いらしていただきますように、心からお願い申し上げます。
営業時間
木曜日と金曜日:夜8時半~11時ころまで
土曜日:夕方6時半~11時ころまで
3月21日(金)はお休みです。申し訳ありません。
岡部シェフが吉祥寺に戻ってきました。
古巣のボナペティで再び腕を振るうそうですのでご期待ください。
震災の被害はあまりに大きく、言葉を失うほどでした。でも、多くの方が立ち上がろうとしています。
当店では、特に、東北の造り酒屋さんの応援を無期限で実施することと致しました。
日本酒を注文していただいた方には、現金で50円を返金し、同時に、店から同額の寄付を致します。
申し訳ありませんが、日本酒以外のアルコール飲料は一律100円の値上げをしました。
この値上げ分は、注文のつど、お客様の手で寄付金箱に入れていただきます。
被災した蔵の皆さんは、蔵の酒がどんどん飲まれて、たくさんの注文が来ることを強く願っています。
お客様のご協力により、現在までに87万円を越える義援金が集まり各蔵へ順次送金しております。